新人への「同じ説明」、毎回していませんか
道の駅のレジ前で「宅配の送り方は?」「アレルギー表示はどこ?」と聞かれ、同じ説明を新人に何度もした経験はないでしょうか。マニュアルを作りたくても、ゼロから書く時間が取れないのが実情です。そこで、よくある質問と答えのたたき台を、AIに一気に出してもらいます。
そのままコピーして使えるプロンプト
あなたは新潟の道の駅で働く先輩スタッフです。
入社初日の新人が現場で困りそうな質問を15個挙げ、
それぞれに2〜3行の答えを付けてください。
【場面】産直野菜の販売、レジ対応、観光案内、宅配発送
【条件】
・やさしい言葉で書く
・店ごとに答えが違う内容は「要確認:店長に聞く」と書く
・値段や営業時間は書かない
なぜこの書き方が効くのか
ポイントは3つです。役割を与えると、AIが新人目線ではなく先輩目線で答えを組み立てます。場面を絞ると、一般論ではなく現場に近い質問が出ます。そして「要確認」の逃げ道を用意すると、AIが店のルールを勝手に作ってしまうのを防げます。
実際、出てきた答えの1〜2割は自店と違います。そこを赤字で直すだけで済むのが、この方法の楽なところです。つまずきやすいのは、一度で完璧を求めることです。まず出して、足りない場面だけ追加で頼みましょう。
答え合わせでは、判断の分かれ目を決めておくと迷いません。「要確認」と付いた答えは店長に聞いて書き足します。付いていないのに自店と違う答えは、赤字で直したうえで、次回のプロンプトの【条件】にそのルールを1行足します。たとえば「宅配は佐川のみ」と足せば、次からその前提で答えが出ます。
明日やれる一歩
明日の朝、上のプロンプトをそのままコピーして貼り付け、場面を自店に書き換えて実行してみてください。出てきた15問のうち、まず3問だけ店長と答え合わせをすれば、新人用の資料の第一歩になります。答え合わせは、新人を横に座らせて一緒にやると効果的です。「ここは前も聞かれました」と実体験が出てきて、AIが拾えなかった質問を追加でき、手直しがそのまま引き継ぎの時間にもなります。観光案内の問い合わせ返信など、場面を変えて繰り返すのもおすすめです。