接客の相談、聞いたそばから忘れていませんか
道の駅の売り場や観光案内所では、お客様から「このお米、冷めたらどう食べる?」「雪の日でも行ける温泉は?」といった相談が日々寄せられます。答えた内容は、その場で消えてしまいがちです。そこで、スマホの音声入力でメモを話し、AIにQ&A形式へ整えてもらう方法を紹介します。
そのまま使えるプロンプト
以下は接客の相談内容を音声入力したメモです。
言い直しや「えー」などの雑音は取り除き、
お客様の質問(Q)と店側の回答(A)に分けて、
Q&A形式で3件以内にまとめてください。
・Qはお客様の言葉づかいのまま、1文で
・Aは3文以内、分からない点は「要確認」と書く
・個人名や電話番号は書かない
【メモ】
(ここに音声入力した文章を貼る)
例えば「新潟駅から来たお客さんが雪の日に車なしで行ける日帰り温泉を聞いてきて…」と話して貼れば、Q「車がなくても行ける日帰り温泉はありますか?」A「…」の形に整います。
なぜこの書き方が効くのか
現場目線で言うと、ポイントは三つです。
- 「要確認」を指定する:AIは空白を埋めたがるので、分からない点を勝手に作らせない。
- 件数と文数を絞る:長いと読まれず、店内で共有されません。
- 個人情報を除く:そのままスタッフ共有に使えます。
話し言葉のまま渡せるので、入力の手間は打つ場合よりずっと軽くなります。つまずきやすいのは、一度に長時間分を貼ることです。1日の終わりに、印象に残った相談を1〜3件ずつ貼るくらいが丁寧に仕上がります。
判断の分かれ目は、出てきたAの扱いです。商品の産地や営業時間のように事実で確かめられる内容は、店長か担当者が元の資料と照らして確認してから共有します。「要確認」と出た箇所が残る場合は、翌朝の朝礼でその1点だけ聞き取り、Aに書き足します。接客のコツのような経験談は、話した本人の言葉が残っていれば、そのまま共有して構いません。
明日やれる一歩
明日の営業が終わったら、今日いちばん多かった相談を30秒ほどスマホに話し、上のプロンプトにそのまま貼ってみてください。出てきたQ&Aは、POPや問い合わせ返信の下書きにも使えます。